2011年7月4日(月)「しんぶん赤旗」

ヘリパッド建設許さず

沖縄・東村高江  座り込み4周年集会


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(写真)やんばるの自然と暮らしを守ろうと、老いも若きもいっぱいになった会場=3日、沖縄県東村高江

 米軍ヘリパッド建設問題に揺れる沖縄県東村高江で3日、住民らの抗議座り込み4周年を記念する集会が開かれました。

 名護市から十数台で自動車パレードをして参加したヤンバル統一連をはじめ、県内外から500人以上が集まり、会場の東村農民研修センターは超満員の状態に。小さな子どもを連れた夫婦が目立ちました。

 座り込みは沖縄防衛局の工事強行を契機に、話し合いを求める住民らが2007年7月2日から開始。以後1日も休むことなく続き、防衛局が7月からの工事再開を公言しているため、現在は24時間態勢です。

 多くのアーティストの演奏に続いて開会あいさつに立った地元の伊佐真次さんは、「今後も非暴力を貫き、説得活動を続けていきます。戦争の加害者にも犠牲者にもなりたくない」と基地を許さない決意を語りました。

 ヘリ基地反対協の具志堅徹幹事(日本共産党名護市議)など広範な団体の代表が「辺野古にも高江にも新たな基地は許さない」決意を語りました。

 本土から安保破棄中央実行委員会が10人以上で参加。赤嶺政賢衆院議員がメッセージを寄せたほか、党県議団・候補や多数の地方議員が出席しました。





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