2011年7月3日(日)「しんぶん赤旗」
“浜岡原発いらない”
浜松の会を結成
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静岡県浜松市で2日、浜岡原発(御前崎市)を永久停止・廃炉とし、再生可能な自然エネルギーへ大転換を求める「浜岡原発はいらない浜松の会」が結成されました。
結成総会には、会場いっぱいの153人が参加。浜松革新懇のよびかけで準備をすすめてきた経過が報告されました。
今後、「世界一危険な浜岡原発の永久停止・廃炉を求める請願署名」を浜松市で10万人分集めること、原発や自然エネルギーなどの学習会開催、「7・23浜岡原発の永久停止・廃炉を求める静岡県大集会」への参加呼びかけなどを行います。
大山襄(元静岡大学教授・物理学)、聞間元(医師・きたはま診療所所長)、齋藤友治(医師・浜松佐藤町診療所所長)、塩沢忠和(弁護士)、田代博之(弁護士)の5氏が代表世話人になりました。
齋藤氏は、「広島や長崎で被爆した人たちの健康診断をしてきて、同じ苦しみを浜松でおこしてはいけない」と決意を語りました。
元中学・高校物理教師の桜井和好氏が「東海地震と浜岡原発」と題して記念講演し、浜岡原発の危険から住民を守る会の杉山悦夫事務局長が浜岡原発の地元住民の反応などについて報告しました。
湖西市長があいさつ
三上元湖西市長があいさつし、「福島原発事故を見て市長として原発をなくす運動をする決意をしました。地震大国日本で原発を稼働させることなどあってはいけません。浜岡原発を永久停止・廃炉にするため力をあわせましょう」と力説しました。