2011年7月2日(土)「しんぶん赤旗」
日曜版3日号
原発再稼働ノー地元の声
沖縄の怒り 首長とお笑いコント
「原発再稼働ノー」―全国の停止中原発に「安全宣言」を出して再稼働させようとしている菅内閣に、地元自治体や住民から強い批判の声があがっています。新潟、福井、福島などの県知事や、玄海原発を抱えた佐賀県の住民の声を特集。再稼働要請の撤回を政府に求めた日本共産党の申し入れも紹介します。
「日曜ワイド」は、国民が原発の稼働を27年間も許さなかったフィリピンの現地ルポです。
日米合意に沖縄が怒っています。米軍普天間基地の辺野古「移転」、危険なオスプレイ機配備などにたいする宜野湾、名護、嘉手納各自治体首長の怒りの声や、「お笑い米軍基地」のコントで話題の芸人、小波津正光さんへのインタビューを。
政府の震災復興構想会議が出した提言について、被災者不在の内容や、財界が狙う「水産特区」導入などの問題点をとりあげました。他方、「福島復興は脱原発」で、と語る県復興ビジョン検討委員会の鈴木浩座長に話を聞きました。
あさのあつこさんの新連載小説「グラウンドの詩(うた)」がスタート。ハンセン病患者を両親に持った子の思いを自伝に書いた宮里良子さん。その半生を「人間ドキュメント」で。
「ひと」は日本ペンクラブ会長に就任した、小説家の浅田次郎さん。