2011年6月30日(木)「しんぶん赤旗」
許されない国会空転
穀田氏強調 震災対応は急務
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は29日、国会内で記者会見し、延長が決まってから1週間空転している国会の現状について問われて、「被災者そっちのけの事態は許されない。いまこそ国会をきちっと動かすべきだ」と強調しました。
穀田氏は、求められる課題として、「新たに原発担当相と復興担当相が決まるもとで、いま起こっている事態にどう対応すべきかをただす必要がある」と述べました。
さらに、政府が7月15日をめどに2次補正予算案を提出したいとしていることに言及。「被災者のために、その中身に何が求められているのかをしっかり議論することが必要だ」と指摘しました。
穀田氏は「こうした問題がそっちのけにされて国会が空転していることについては、政権・与党はもちろん自民・公明両党にも大きな責任がある」と述べました。
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