2011年6月30日(木)「しんぶん赤旗」
原発ゼロをめざす 7・2緊急行動 東京・明治公園
各界170人 賛同広がる
吉永小百合さん・小山内美江子さん・斎藤貴男さんら
「原発ゼロ」への国民合意をめざして共同するさまざまな団体・個人で結成した、「原発ゼロをめざす7・2緊急行動実行委員会」は29日記者会見し、安斎育郎(安斎科学・平和事務所所長、放射線防護学)、市原悦子(俳優)、湯川れい子(音楽評論家)の各氏ら著名10氏の呼びかけで7月2日に開催する緊急行動の賛同者や当日の日程などを発表しました。
同行動は、東京電力福島第1原発の事故を受け、国内すべての原子力発電所の計画的廃止と、原発依存のエネルギー政策の転換を求めるもの。
呼びかけ人のひとり、自由法曹団の菊池紘団長は、これまでの原発行政が原発の危険性についての発言を抑圧し安全だと主張してきた結果が、今回の事故に結びついたと指摘。「これからの日本は深い反省の上で、原発ゼロの方向を明確にし、国民の幅広い議論の上で、(エネルギー政策の)転換をはかるしかありません」と語りました。
同実行委員会は、行動の成功へ向けて、学者、文化人、弁護士、医師らに、行動の賛同者となってくれるよう要請し、これまでに吉永小百合さん(俳優)、小山内美江子さん(脚本家)、斎藤貴男さん(ジャーナリスト)ら約170人から賛同を得たことを明らかにしました。
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