2011年6月17日(金)「しんぶん赤旗」
スポーツ基本法案可決
参院委 宮本衆院議員が答弁
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スポーツ基本法案が16日、参院文教科学委員会で審議され、全会派の賛成で可決されました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員も法案提出者として同委員会に出席。橋本聖子議員(自民)から環境問題を法案に取り入れた意味について質問を受けました。宮本議員は衆議院の参考人質疑で「環境は重要なテーマ」と指摘を受けたことや、「環境問題に関心を持ち…持続可能な開発を促進する」としたオリンピック憲章を示し、スポーツにおける環境保全の意義を強調しました。
また、学校施設の開放で障害者も使いやすいものに、との質問には「さまざまな課題とともに検討すべきこと」と答弁しました。
同法案は現行のスポーツ振興法を全面改定するもの。日本共産党も加わる超党派の議員が衆議院に提出し、9日に本会議で可決されていました。