2011年6月17日(金)「しんぶん赤旗」
被災者が希望持てる2次補正を早期に
志位委員長が会見
|
日本共産党の志位和夫委員長は16日、国会内で記者会見し、政府が提出を準備している2次補正予算案に対する見解を問われて、「一人ひとりの被災者の生活基盤の回復を国の責任で行うための2次補正予算案を速やかに編成・提出し、しっかり審議することが必要だと強く求めていきたい」と強調しました。
記者団からの「規模はどうすべきか」との質問に対し、志位氏は、大事なのは中身であることを強調。日本共産党として「大震災・原発災害にあたっての提言(第2次)」で政府にそのための諸施策を求めていることを紹介し、二重ローンを解消するための措置をはじめ国による農林漁業、中小企業に対する大規模な再建のための手だて、従来の制度の枠を超えた住宅再建対策など「被災者が希望を持てる、未来への光が見えてくるための措置をとるべきだ」と述べました。
その上で、「そうした内容のある2次補正を早く編成して成立させるために、必要なら会期の延長も行うべきだというのが私たちの立場だ」と述べました。
■関連キーワード