2011年6月15日(水)「しんぶん赤旗」
原発から撤退せよ
党都委が「全都いっせい宣伝」
|
日本共産党東京都委員会は14日、原発からのすみやかな撤退を求める「全都いっせい宣伝」に取り組みました。JR新宿駅西口では、「原発ゼロ」署名を呼びかけ、田村智子参院議員、大島よしえ都議ら20人が参加。「原発をいきなり全部止めるのは困るけど、原発は嫌だよ」と言って署名する男性の姿もあり、1時間ほどの行動で105人が署名に応じました。
田村氏は、共産党が13日に原発撤退・自然エネルギーの本格的導入へ「国民的討論と合意をよびかけます」との提言を発表したことを紹介。原発からの脱却を決めたイタリアの国民投票の結果を報告しながら、「世界の流れは原発ノーに動いている。日本でも原発から抜け出し、自然エネルギーへ転換するためにも、国民的な議論を大いに進めましょう」と呼びかけました。
大島氏は自然エネルギー開発への推進などを強調。女性後援会や労働者、青年らも、原発撤退への思いを口々に語りました。
愛知県の男性(31)は「安全、安全と言っても、チェルノブイリ事故があったのに福島でも起きてしまった。何度繰り返すのか。原発はもういらないですよ」と署名しました。