2011年6月14日(火)「しんぶん赤旗」

オスプレイ配備するな

沖縄・宜野湾 市役所前で座り込み


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(写真)座り込んでオスプレイ配備反対の意思を示す安里市長(前列右端)ら=13日、沖縄県宜野湾市役所前

 沖縄県の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイの2012年中配備を米国政府が通告した問題で13日、配備反対の座り込み行動が宜野湾市役所前で行われました。

 主催は宜野湾市、同市議会、自治会長会、老人クラブ連合会、婦人連合会、青年連合会の6団体。安里猛市長をはじめ100人を超える参加者が、CH46中型ヘリが上空を飛ぶなか終日座り込み、断固反対の意思を示しました。

 開会式で安里市長は「日米両政府はオスプレイ配備反対の市民の声をまったく聞き入れない。なぜ66年も基地の重圧に苦しめられてきた沖縄県民にこれ以上の犠牲を強いるのか。座り込みを契機に普天間基地の閉鎖・撤去を迫っていこう」と訴えると、大きな拍手に包まれました。

 座り込みに参加した市臨時職員の男性(27)は「米軍機の騒音が毎日うるさくて精神状態もおかしくなる。オスプレイの配備には断固反対です」と話していました。

 日本共産党は赤嶺政賢衆院議員、前田政明県議をはじめ、多くの地方議員が参加。伊波洋一前市長も座り込みました。





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