2011年6月14日(火)「しんぶん赤旗」
「統合案粉砕まで全力」
嘉手納基地 住民集会で決意示す
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米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設先」として、嘉手納基地に統合する案が米国内で取りざたされていることに対し、「嘉手納統合案粉砕をめざす住民集会」が12日、沖縄県嘉手納町で開かれ、540人が集まりました。
日本共産党から赤嶺議員ら参加
同集会は、町議会と町基地対策協議会、町自治会長会が共催した「町民主体の集会」(當山宏町長)です。
同協議会の金城睦昇会長は「私たちは子どもたちの未来に責任を負っています」、田崎博美町議会議長は「町面積の83%を接収され、わずか2・64平方キロに押し込まれ厳しい暮らしを強いられてきた」と、それぞれ統合案反対を強調しました。
町議会基地対策特委員長の田仲康栄議員(日本共産党)は「嘉手納基地統合案は今回を含め4度現れたが、町民大会を2度開き、町議会も抗議決議を9回全会一致で可決して阻止してきた」と町民の決意を示しました。
町長や高校生ら町内各層・世代の代表が登壇。参加者は抗議決議を採択し、「統合案を断固阻止し、嘉手納の静かな環境を取り戻すために力を合わせよう」とガンバローを三唱しました。
日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員や前田政明県議、真栄里保県議候補らが参加しました。
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