2011年6月4日(土)「しんぶん赤旗」
原発撤退署名に共感
東京 党女性後援会が宣伝行動
全国と全都の日本共産党女性後援会は3日、20人が参加して、東京・JR新宿駅西口で「原発からの撤退を求める署名」への協力を訴えました。福島原発事故が収束しないなか関心は高く、50分の行動で72人分の署名が寄せられました。
後援会役員と日本共産党の塩川鉄也衆院議員、大島よしえ都議が次々に訴えました。塩川議員は、「世界的に原発からの脱却の流れが強まっているときに、その先頭に日本が立ってこそ国際的な信頼を得られる」と、原発からの撤退をよびかけました。
ある青年は「原発からの撤退に賛成だが、撤退後のエネルギーについてどう考えているのか」と質問。後援会員が自然エネルギーの開発と普及でまかなう日本共産党の政策を説明すると納得し「共産党はしっかりとりくんでいますね」と、署名しました。
渋谷区に住んでいる女性(78)は署名に協力してから「『安全』だといってこれだけ原発を増やしてきた自民党の責任を問いたい。菅首相の事故への対応は中途半端だと思うわ」と語ります。「その点、この署名もそうだし、一番しっかりやっているのは共産党だと思う」と語りました。
宣伝では、署名以外に、不破哲三党社会科学研究所所長の新しいパンフレット『「科学の目」で原発災害を考える』を17人が買い求めました。