2011年6月2日(木)「しんぶん赤旗」
囲碁第36期新人王戦
8強出そろう
秋の決勝3番勝負めざす
囲碁・第36期新人王戦2回戦の対局が5月26日までにすべて終了し、8強が出そろいました。(トーナメント表)
準々決勝で注目されるのは、前々期、前期連続して準優勝した実力者の三谷哲也七段(25)と、昨年関西棋院第1位決定戦で結城聡天元を破って優勝した村川大介七段(20)の2人でしょう。この2人の直接対決は、事実上の決勝戦ともいえる大一番です。
女流タイトルを独占する謝依旻(しぇい・いみん)女流三冠(女流本因坊、女流名人、女流棋聖)(21)は、2回戦で村川七段と当たり、敗れています。もう一方の山には、安斎伸彰六段(25)が勝ち上がっています。
ほかに、低段ながら沼館沙輝哉初段(18)、伊藤優詩初段(19)、三根康弘二段(23)、鈴木伸二三段(20)、玉井伸三段(20)ら伸び盛りの若い棋士が顔をそろえています。秋の決勝3番勝負めざし、熱戦が展開されます。
|