2011年5月31日(火)「しんぶん赤旗」
放射能測定に反響
10万人ホームページ見る
党都議団
|
日本共産党東京都議団が25日に発表した都内128カ所での放射線量測定結果に、反響が広がっています。測定結果を掲載した都議団のホームページには、26〜29日までの4日間で10万3300件のアクセスがありました。
共産党都議団は、専門家の協力をえて6〜25日にかけて、山間部を除く都内全域で地表から地上1メートルまでの地点で測定。足立区、葛飾区、江戸川区など東部地域では毎時0・18〜0・39マイクロシーベルトと、都の測定値(新宿区、地上18メートル)よりも3〜5倍高い値が検出されました。
党都議団には公表翌日の26日朝から電話が殺到し、子どもをもつ女性は「ホームページを見ました。(正確な情報を知って)涙がでるほどです」と語り、「新聞を見たが測定結果を詳しく教えて」「測定地点を広げてほしい」「継続して調べてほしい」との声が寄せられました。「今後も子どもたちを守るための活動や情報発信を続けてほしい」「事故への対応・見解など、政治を見つめていきたい」との意見も寄せられています。
石原慎太郎知事も27日の記者会見で、「1メートルぐらいの所で測るべきだ」と言わざるを得ませんでした。