2011年5月29日(日)「しんぶん赤旗」
「これで助かる」
災対連など なんでも相談会
宮城
宮城災対連と東日本大震災共同支援センターが主催した「移動なんでも相談会」が28日、名取市の文化センターで開かれ、950人の被災者が訪れました。同文化センターと、隣接の同市体育館は避難所となっていて、炊き出しや支援物資の提供に家族連れの被災者が列をつくりました。
弁護士や専門の相談員が担当した法律、労働、生活の相談コーナーには20人ほどが訪れました。また医療・健康相談でも、アドバイスを受けました。
山形県の庄内農民連と横浜の保育士によるトン汁、みやぎ保健企画セントラルキッチン職員による牛丼と混ぜご飯などが炊き出しされました。下着、夏の替え着、オムツなどの支援物資に被災者は「これで助かる」と手にしていきました。
宮城災対連と県労連、農民連、民医連、自由法曹団、生健会、新日本婦人の会、新建築家技術者集団などで構成する同センターによる相談会は、石巻市、仙台市若林区に続いて3回目。合計150人のスタッフが参加しました。