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2011年5月20日(金)「しんぶん赤旗」
日曜版22日号
地震国に原発の異常
「安全神話」流布した政・官・財癒着を問う
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世界有数の地震・津波の多発国・日本に、世界3位の54基もの原発が集中―。技術的に未完成で危険な原発は、地震地帯におかないという世界の流れから見ても異常な事態です。浜岡原発停止では済まない日本の原発の問題点を告発します。
志位和夫委員長が菅首相に大震災・原発災害問題での第2次の提言をおこないました。その注目点は―。
原発に警鐘を鳴らしてきた経済評論家の内橋克人さんへのインタビューも。
「科学の目」で原発災害を考えると―。不破哲三社会科学研究所所長の講義のポイントを紹介。見開きワイドでは、「原発安全神話」を振りまいてきた政治家・官僚・財界の癒着構造を問います。
被災地からのリポートは、計画避難が実施された福島県飯舘村の村民の思いや、海水漬けになった水田に苦しむ宮城県の農民の実態、津波で壊滅的な被害を受けた岩手県の三陸鉄道再建への課題を取り上げました。
スポーツは、宮城県女川町で活動し、Jリーグをめざしているサッカークラブ・コバルトーレ女川の選手たち。
ひとインタビューは、小説家の京極夏彦さん。