2011年4月29日(金)「しんぶん赤旗」
第1次補正予算案に賛成
志位委員長が表明
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日本共産党の志位和夫委員長は28日、国会内での記者会見で、記者団から2011年度第1次補正予算案への対応を問われて、「被災者が一刻も早くと望んでいる仮設住宅やがれき処理などの費用が中心であり、賛成する態度で臨みたい」と表明しました。
志位氏は、同予算案の歳出については、他にも中小企業や農漁業に対する融資が含まれるなど「いずれも緊急に必要なことが中心だ」と指摘しました。
一方で「財源には問題がある」と指摘。財源を確保する関連法案として、特別会計の剰余金などをあてる当面の財源法案と年金の国庫負担引き上げ財源の流用にかかわる法案とが用意されていることにふれ、「それぞれよく吟味して賛否を決めたい」と述べました。