2011年4月12日(火)「しんぶん赤旗」
原発転換、党派超え支持
北海道旭川市 真下さん 得票増で3選
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北海道議選旭川市区(定数6)では、日本共産党の真下紀子さんが激戦を制し、6位で3期目の当選を果たしました。得票は18567票。民主・自民・公明の候補が軒並み得票を減らすなかで、自民からみんなの党にくら替えした候補を除き、唯一得票をのばしました。
事実上「オール与党」の議会のなかで、真下さんは、国の悪政をそのまま持ち込む高橋はるみ道政と正面から対決してきました。知事は北海道電力・泊原発でのプルサーマル計画も推進しています。
原発・災害問題に市民の高い関心が集まった今回の選挙。他候補は原発問題に触れず、「原発は安全」と言う現職の自民候補もいるなかで、真下さんは、「原発推進の知事に、『見直せ』とはっきり言える議員が必要」と強調。市民から「公報で原発問題に触れているのは真下さんだけ」「原発の安全対策や転換を求める議員はどうしても必要だ」と党派を超えて支持が集まりました。
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