2011年4月12日(火)「しんぶん赤旗」

福祉防災都市 決意新た

東京都知事選 論戦リードした小池氏


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(写真)選挙結果をうけ、記者会見をする小池晃氏=10日、東京都新宿区

 東京都知事選挙で62万3913票(得票率10・4%)を獲得し、善戦・健闘した「革新都政をつくる会」の小池晃氏は10日夜、新宿区の事務所に駆け付けた支援者から大きな拍手で迎えられました。

 小池氏は、支援者にお礼を述べ、選挙戦で「いのちを守る福祉防災都市東京」への転換と、原発依存から脱却し、自然エネルギー都市東京をつくる政策が大きな反響を広げたと強調。今後も石原都政の転換と被災地の救援・復興に全力をあげる決意を語りました。

 同会の中山伸事務局長は「チェンジ石原、福祉防災都市東京をつくるため引き続き頑張る」と話し、民青同盟の岩崎明日香都委員長は「小池さんの就職難解消プランに若者の共感が広がった。被災した人への知事の『天罰』発言は許せない。後半戦で若者と一緒に政治を変えたい」と語りました。

 革新都政をつくる会は11日、結果について声明を発表。選挙で審判を受けるべき石原知事が論戦を回避するなか、小池候補が石原都政の悪政を徹底的に明らかにし、いのちとくらしを守る新しい都政への展望を示して論戦をリードし、テレビ討論も1回に限られるなかで、前回並みの得票を得たことは「貴重であり善戦健闘」としています。

 小池氏が訴えた政策は、「今後の都政の方向を示すだけでなく、防災問題や原発政策の転換など、日本の再生にむけて、都民と国民に希望を示すものになったと確信している」と強調しています。





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