2011年4月12日(火)「しんぶん赤旗」
民自と争い現有確保
京都上京・下京 支援者ら拍手・歓声
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京都府議選で定数2の上京区、下京区で日本共産党の候補が議席を確保しました。
上京
上京区で迫祐仁さん(56)が2期目の当選。迫さんは、開票が終了した10日午後11時半すぎ、市議選(定数5)で議席を得た現職の蔵田共子さん、2議席目に初挑戦し涙をのんだ新人の中村暁さん(25)、穀田恵二衆院議員・国対委員長、支援者らと決意を新たにしました。
迫さんは、「みなさんから託された『命、暮らし、安全守れ』という声を受け止めて全力をつくします。また、震災復興にがんばりたい」と力を込めました。
選挙戦は、迫さんと自民現職、民主新人が議席を争う激戦。府議会で議席を得たい民主党の候補者個人演説会に公明党の市議候補(上京、北両区)らが弁士に招かれ、府議会は民主、市議会は公明と訴えました。互いに票を取引するなど、“公明党丸がかえの民主党”の姿をさらけ出していました。
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下京
下京区では、西脇郁子さん(53)=現=が、自民党現職、民主党新人と争い、3期目の議席を確保しました。
10日夜、事務所に当確の報が流れると、集まった支援者から「良かったぁ」と拍手がわき起こりました。京都市議選下京区(定数4)で8年ぶりの激戦を勝ち抜いた山中渡さん(59)=現=の7期目の当選が伝わり、歓声に包まれる中、穀田恵二衆院議員・国対委員長もかけつけ、西脇さんを囲んで万歳の声を響かせました。
西脇さんは、「これからが正念場。震災復興と京都での二次被害への支援など、議会で現場第一にがんばります」と決意を語りました。
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