2011年4月12日(火)「しんぶん赤旗」
参院比例の3.5倍得票
奈良・大和高田 自民の独占崩す
奈良県議選大和高田市区(定数2)では、日本共産党の太田敦氏がトップ当選しました。自民党が44年にわたり議席を独占してきた選挙区での快挙です。
太田氏の得票は9944票(得票率35・16%)で前回の党候補得票を1・5倍化しました。昨年の参院比例票の3・5倍にあたります。
太田氏は、「地場産業の営業やくらしを守れの声を県政に届けるために日本共産党の議席を」と訴え、保守系市議や元自民党参院議員秘書、連合傘下の労働組合内にも支援の輪が広がりました。
地元の町総代(63)は、「高田のまちがさびれてしまい、この先、自民党の2人のままではいけないという思いがたくさんの人にありました。介護や学童保育など、市議としての実績や人柄が勝利につながったと思います」と語ります。
太田氏は11日、向川まさひで氏(32)と宣伝に立ち、公約実現への決意と日本共産党の前進を訴えました。
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