2011年4月12日(火)「しんぶん赤旗」
原発行政監視を約束
福井 佐藤氏、空白を克服
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日本共産党が議席空白の克服をめざした福井県議選で、福井市区(定数12、立候補15人)の佐藤正雄氏(52)=元=が当選し、4年ぶりに議席回復を果たしました。
11日未明、当選がわかるや、選挙事務所に歓声が上がりました。集まった支持者と万歳した佐藤氏は「原発問題が大争点となり、手ごたえを感じていました。『オール与党』県議会に切り込み、原発行政を監視し、福祉・暮らしを守る公約の実現のため頑張ります」と決意をのべ、大きな拍手をうけました。
県内に14基立地する原発の対策と、ばく大な県民負担を伴う北陸新幹線延伸計画の是非が鋭く問われた今回の選挙。候補者ではただ一人、危険な原発推進政策の転換と、現行の新幹線計画の中止・見直しを求めてきた佐藤氏に対し、自民候補は「原発反対を唱える人では今の日本経済も、生活も保障できない」と攻撃しました。これを、佐藤氏を先頭に、支部と後援会の猛奮闘で打ち破りました。
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