2011年3月24日(木)「しんぶん赤旗」
カイロに響く「頑張れ」
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「がんばれ日本!」「がんばれ東北!」。エジプトの首都カイロのナイル川沿いの道にエジプト人の声がこだましました。東日本大震災の被災者と日本を応援しようと、日本語通訳、学生、政府観光省関係者など、日本とゆかりのあるエジプトの人たち200人余りが日本大使館まで行進。大使館で献花、記帳しました。
インターネットの交流サイト「フェイスブック」で行進を呼びかけた観光会社勤務のヤセル・マハムド氏(39)は「日本はエジプトにいろいろ援助してくれました。こんなとき援助の気持ちを伝えようと訴えました」と話します。
学生のアハメド・マヘルさん(19)は「日本の友人がたくさんいます。地震と津波、そして原発事故の被害にあっている人たちを救いたい。日本政府は直ちにすべての原発の使用をやめるべきです」と語っていました。 (カイロ=伴安弘)
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