2011年3月24日(木)「しんぶん赤旗」
宮城県に義援金渡す
新婦人会長が被災地訪問
新日本婦人の会の高田公子会長は23日、仙台市を訪れ、宮城県に全国の会員から集めた東日本大震災の義援金200万円を渡しました。新婦人宮城県本部の西澤晴代会長らが同席しました。
宮城県からは、義援金などの緊急窓口となっている保健福祉部の担当者が受け取り、「大事に使わせていただきます」と述べました。
高田氏は「親を失った子どももいるといいます。私たちも子どもの就学支援などを国に要請していきます」と話しました。
西澤氏らは県に要望書を手渡し、ライフラインの確保や支援態勢の確立、女川原発の情報公開などを求めました。
高田会長はその後、多賀城市など被災地を訪問し、幼い子どもと避難している会員から要望を聞きました。夜には、日本共産党の東日本大震災現地対策本部を激励に訪問し、太田善作副本部長らと懇談しました。