2011年3月23日(水)「しんぶん赤旗」
あす12都道県知事選告示
大震災の中、いっせい地方選開始
12都道県の知事選が24日に告示され、いっせい地方選挙がスタートします。東北から関東にかけて広い地域に甚大な被害をもたらした東日本大震災の影響で被災地をはじめ一部地域の自治体の選挙が延期される中、4月10日投票の前半戦では知事選に続いて、3月27日に政令市長選、4月1日には道府県議選(東京では杉並区の補欠選挙)と政令市議選が告示されます。
災害の規模の大きさ、被害の甚大さ、地震をきっかけにした原発事故という未曽有の国難ともいえる大震災のなかの選挙です。この事態にどういう姿勢で臨むのか、政党として根本姿勢が問われる選挙です。
日本共産党は、救援・復興の先頭にたつと同時に、選挙でもその姿勢を貫き、国民的エネルギーを発揮して救援・復興をやりぬき、国難を打開し、それを通じて新しい社会をつくる契機にしていく構えで選挙に取り組みます。救援と原発事故の危機回避という当面の緊急課題への対策、復興の道すじ、原子力行政の転換、福祉・防災の街づくりなどを訴えます。
日本共産党は知事選では12人、政令市長選に2人を公認・推薦しています。県議222人、政令市議162人の計384人の候補者をたてています。(22日現在)
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