2011年3月17日(木)「しんぶん赤旗」
東日本大震災
党現地対策本部が発足 仙台
東日本大震災を受けて日本共産党は16日朝、仙台市の党宮城県委員会事務所に、現地対策本部を立ち上げました。
高橋ちづ子衆院議員を本部長、太田善作常任幹部会委員を副本部長とする同対策本部は、地震と津波、さらに原発による災害で広域に多数の被災者が出ているなか、現地見舞い、住民の安否確認をしながら、現場の実情や要求を掌握し、それに応える活動をすすめます。
現地では、東北6県の被害は甚大であり、16日現在死亡者が5000人以上、安否不明が1万5000人以上となり、災害で死亡と行方不明者の規模は戦後最悪です。▽住民の声をよく聞き、行政と協力して要求の解決に努力する▽現地本部を立ち上げるなどの本格的な動きを始めている民医連など、各団体と連携を強める―などの活動をすすめます。
高橋本部長は、「安否確認ができていないなど、住民のみなさんの不安がつのるなか、ここをとりでに、情報の一元化と救援・復興をめざして全力を尽くしたい」と話しました。