2011年3月15日(火)「しんぶん赤旗」
助け合いのとき
共産党が募金訴え
党沖縄県委
食料、ガソリン 大変な状況です
日本共産党沖縄県委員会は14日、那覇市の県庁前で被災者支援を呼びかけました。村山純・県委員長代理、真栄里保・南部地区委員長、党県議団5人全員らが参加しました。
被災地・仙台で娘が医師として働いている嘉陽宗儀団長は「様子を聞いて心が痛みます。食料もガソリンもなく大変な状況です。今こそ国民的規模での助け合いが決定的に重要です」と呼びかけました。
ケビン・メア米国務省前日本部長の暴言問題で、県議会代表団の一員として上京中に地震に遭遇した渡久地修県議は、「被災したみなさんの恐怖は想像を絶するものです。私たちにできることをやり尽くしましょう」と訴えました。
修学旅行中の女子生徒が列をなして募金するなど協力する人たちの姿が絶えませんでした。
党大阪府委
「人ごとでない」 母と娘が一緒に
日本共産党大阪府委員会は13日、山口勝利委員長を先頭に、党城北地区委員会、労働者後援会などのメンバー40人が、東日本大震災の救援募金を大阪市の京橋駅前で訴えました。
清水ただし党府国民運動本部長がマイクを握り、「みなさんからお預かりした救援募金は必ず被災地へ届けます」とよびかけました。山中智子市議らも訴えました。
女児と一緒に応じた女性(36)は「とても人ごとではありません。一人でも多くの無事を願い、生活が大変になっているお年寄りを助けてほしい」と言います。
25歳のフリーターは「自分たちが行ってもできることは少ないと思うので、いまできることは、募金を向こうで役立ててもらうことです」と話しました。
1時間で36万7千円の募金が寄せられました。