2011年2月18日(金)「しんぶん赤旗」
稲嶺市長1周年祝う
沖縄・名護 新基地ノー誓い新た
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沖縄県名護市で17日、稲嶺進市長の就任1周年を機に、いっそうの奮闘を誓い合う激励会が開かれました。
会場の市民会館中ホールからロビー、屋外まで、びっしり並べられたテーブルは、名護市民をはじめ県内各地からの参加者で満員。県民の期待の大きさを改めて浮き彫りにしました。
参加者1000人以上の拍手を受けて登壇した稲嶺市長は、「“海にも陸にも新しい基地は造らせない”という思いは、昨年1月24日(名護市長選)をさかいに、やんばるから那覇へ、そして東京へ日本へと大きなうねりとなっていきました。その激震の震源地ともいうべき1月24日は、名護市民がつかみ取った栄光の華」とあいさつしました。
「オール沖縄で『ダメです』という答えを出した記念すべき、そして記憶に残すべき2010年」と振り返った稲嶺市長が、再編交付金の不支給などさまざまな国の圧力にも「私たちは間違ったことはしていません。お約束したことは信念を持って守っていきます」と決意を語ると会場は大きな拍手で応えました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員のメッセージが紹介されました。党県委員会と同後援会は那覇から貸し切りバスで参加しました。