2011年2月17日(木)「しんぶん赤旗」
「まず福祉」の都政に
テレ朝系番組 小池氏が出演
「革新都政をつくる会」の小池あきら都知事予定候補は16日朝、テレビ朝日系「やじうまテレビ!」に生出演し、東京を福祉都市にしようと語りました。15日に出馬表明した「ワタミ」の渡辺美樹前会長も出演しました。
冒頭、小池氏は、石原都政への評価を問われ、「くらしを壊した12年間だった。その一方で巨大開発にお金をつぎ込んだ。税金の私物化も問題になっている」と指摘。石原知事のもとで老人福祉費が全国2位(予算比)から47位まで削られたことを示しました。
渡辺氏はディーゼル規制などをあげ「しっかり仕事していただいた」と石原都政を全体として肯定的に評価する姿勢を示しました。
どういう都政にしたいか問われた小池氏は、「福祉都市・東京に」と書いたフリップを示し、「石原知事は『何がぜいたくかといえばまず福祉』と言ったが、私は『何が大切かといえばまず福祉』という都政にしたい」と語りました。
また、「東京にはくらしのために使える財源がたくさんある」と強調。破たんしたオリンピック招致の積立金4000億円をはじめ1兆円のため込み金を都民のくらしを応援するために優先的に使おうと主張しました。
渡辺氏は「オリンピックはぜひやりたい。すてきじゃないですか」と招致活動を継続する方針を示しました。
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