2011年2月11日(金)「しんぶん赤旗」
憲法輝く福祉都市に
都知事選 革新都政の会と小池氏が政策協定
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東京都知事選(3月24日告示、4月10日投票)に向け、「革新都政をつくる会」は10日、臨時総会を開き、小池あきら氏(50)=無所属・新、日本共産党前参院議員=と石原都政を転換し、新しい福祉都市、東京をつくるための政策協定に調印しました。
協定は、同会の基本政策「ストップ貧困、憲法9条が輝く、新しい福祉都市、東京へ」の実現をめざし、東京から国政の流れを変えるため全力で取り組むと表明。(1)命、暮らしを第一とする“新たな福祉都政”を実現(2)大規模開発、大企業優先の都市を転換する(3)憲法9条を守り「都民が主人公」の開かれた都政に転換―を掲げています。
政策協定に調印した小池氏は「都内を回って歓迎の声をいただき光栄です。私が知事になれば都政が変わり、世界を揺るがす政治の変革になります。国政で12年間、追及・提案してきたことを都政で実行に移すとき。憲法9条、25条が花開く東京をつくるため、広範な方々と力を合わせ勝ち抜きたい」と表明しました。
小池氏擁立の経過と都知事選の取り組みの方針を報告した中山伸事務局長は「今度の都知事選ほど、政策と石原都政への立ち位置が問われている選挙はない。12年間の強権的な石原都政は絶対に許せない。都民の運動の底力を発揮し、必ず勝利しよう」と訴えました。
2007年都知事選で候補者として奮闘した吉田万三氏も「福祉都市東京をつくる先頭に立てるのは小池さんしかいない」と決意を述べました。