2011年2月10日(木)「しんぶん赤旗」
石川被告らの証人喚問を
穀田国対委員長要求 予算案審議と並行で
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は9日、国会内で記者会見し、政治資金規正法違反の罪に問われている石川知裕衆院議員・元小沢一郎氏秘書に対し自民党などが昨日、議員辞職勧告決議案を提出したことに日本共産党が加わらなかったことについて、「国会として証人喚問を行い、石川氏に真実を語ってもらうことが先だという立場だからだ」と述べました。
穀田氏は、石川氏と大久保隆規、池田光智両氏の3人の元秘書に対する証人喚問をすでに昨年2月以来求めてきたとした上で、9日の予算委員会理事会で、小沢氏とともに3人の証人喚問の実施を日本共産党として改めて要求したことを明らかにしました。
穀田氏は、公判で、公共事業受注の見返りとして水谷建設から石川被告らに「裏献金」が渡されたことが検察の冒頭陳述で指摘されたことをあげ、「国民の税金が還流している疑いがいよいよ深まっており、疑惑の究明はまったなしだ。予算執行にかかわることであり、予算案審議と並行して証人喚問などで疑惑究明を進めることがどうしても必要だ。その立場で小沢氏らの証人喚問実現を与党に強く迫っていく」と強調しました。