2011年2月10日(木)「しんぶん赤旗」
民主・自民 土俵は同じ
党首討論、志位委員長が感想
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日本共産党の志位和夫委員長は9日、国会内での記者会見で、菅直人首相と谷垣禎一自民党総裁の党首討論の感想を問われて、「共通の土俵の上で、手順をどうするかの小競り合いだった。土俵の転換こそ求められている」とのべました。
志位氏は、「2人とも土俵は共有しているということをお互いに認め合っていた」と指摘。その土俵とは、「消費税を上げる一方で、大企業には減税をばらまき、社会保障を切り捨てていくということだ」と話しました。
その上で「問題はその土俵そのものであり、その是非こそが問われている」と指摘。「私たちは、土俵そのものの転換を求めて、たたかいでも論戦でも真っ向から立ち向かっていきたい」と述べました。
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