2011年2月3日(木)「しんぶん赤旗」
第3回「古典教室」開く
不破社研所長が講義
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「古典の連続教室」第3回の講義が1日、不破哲三社会科学研究所所長を講師に党本部で全国の会場とインターネット通信でむすんで開かれました。マルクスの『賃金、価格および利潤』をテキストに、現代の日本の問題、日本の労働運動の歴史的弱点にもふれて講義しました。(詳報)
「ここでのマルクスは、経済闘争の司令官のよう」という不破さんは、賃金や労働時間の国際比較も示し、今日の労働組合の賃金闘争にも生きる解明や、労働時間の短縮が人間らしい発達のために欠かせないものであることを語りかけました。
秋田県で視聴した女性は、「マルクスは、現在の日本の労働者と労働者階級について分析し、日本の労働者に訴えているのではないかと錯覚するほど。『マルクスは生きている』との意を強くしました」と感想を寄せました。