2011年1月30日(日)「しんぶん赤旗」

辺野古守る信念貫く

稲嶺名護市長があいさつ


 安保破棄中央実行委員会が沖縄県内で行っている基地闘争連帯行動の参加者を迎えた、やんばる統一連とヘリ基地反対協主催の交流会が28日夜、名護市内で開かれました。「辺野古の海にも陸にも基地は造らせない」と公約して当選し1年を迎えた同市の稲嶺進市長があいさつしました。

 稲嶺氏は、市長選勝利から沖縄が変わり始め、昨年11月の県知事選で仲井真弘多知事に米軍普天間基地の「県外移設」を言わしめるまでになったと指摘。「私も国にひるまず、信念を貫く」と語り、参加者は大きな拍手で応えました。

 稲嶺氏は、政府が名護市への再編交付金の不支給を決めたことについて、「再編交付金に頼らず、職員、議会が一丸となって頑張る」と表明。基地建設を前提とした環境現況調査を同市が許可せず、沖縄防衛局が異議を申し立てたことについて、「われわれに落ち度はない。しっかり対応する」と語りました。





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