2011年1月30日(日)「しんぶん赤旗」
比例定数削減 止めよう
大阪 「府民のつどい」に1000人
「削られるのは民意」 森龍谷大教授が講演
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民意をゆがめる比例定数削減をストップさせようと28日夕、大阪市内で「府民のつどい」が開かれ、1000人が集まりました。自由法曹団大阪支部、民主法律協会、国民救援会大阪府本部、大阪労連、大阪憲法会議が主催したもの。
講演した森英樹龍谷大学教授は、民主党菅政権の議員定数削減の動きと到達を明らかにし、「削減されるのは民意だ」と指摘。「くらしの切実な要求をくみ上げてくれないと怒っている世論は、民意から離れた国会多数派を潜在的に批判しているから、ますます民意から遠ざかる比例削減に反対するパワーを潜ませている」とのべ、「このパワーを存分に発揮させることができれば比例削減のたくらみをくい止めることができる」と強調しました。
日本共産党の清水ただし府国民運動本部長が連帯あいさつ。日本共産党の市田忠義書記局長をはじめ党国会議員や社民党府連、自民党衆院議員などからメッセージが寄せられました。社会風刺漫談家のナオユキさんが笑いの中から憲法の大事さを訴えました。
「私の決意」のリレートークで、教員、看護師、労働者、学生、女性、農民が身近な要求を実現するためにこそ比例定数削減を阻止しようと訴えました。
すべての団体、地域での学習会の開催、宣伝の強化、署名の推進、共同の申し入れ、国会要請、職場・地域集会の開催などの行動を呼びかけました。
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