2011年1月25日(火)「しんぶん赤旗」

国会開会

要求持ち寄って 唱和

（写真）国会開会で、請願行動にさまざまな要求を持ち寄り唱和する国民大運動実行委員会の人たち＝24日、衆院議員面会所前

　「くらしを壊すＴＰＰ（環太平洋連携協定）参加反対」「消費税増税は許さないぞ」。通常国会が開会した２４日、国会に向かって２００人の唱和が響きました。

　くらしや福祉の充実、沖縄・普天間基地撤去など、国民の切実な要求を持ち寄った国会請願のデモ行進がおこなわれました。国民大運動実行委員会、中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会、国公労連・東京国公の主催です。

　行進に先立ち、東京・日比谷公園霞門であいさつした安保破棄中実委の早坂義郎事務局長は、菅改造内閣は消費税増税など財界や米国の要求に応えるための布陣だとのべ、「草の根から国民ぐるみのたたかいを国会にぶつけよう」と呼びかけました。

　同じくあいさつした国公労連の宮垣忠委員長は、雇用と地域経済を破壊するＴＰＰ交渉や衆院比例定数削減などの動きを許さないと語りました。

　衆・参の議員面会所では日本共産党国会議員団１３人がデモ行進を出迎え、参加者を激励しました。

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