2011年1月18日(火)「しんぶん赤旗」

高齢者の生活守ろう

年金者組合と共産党が懇談


 全日本年金者組合の篠塚多助委員長らは14日、日本共産党本部を訪れ、浦田宣昭国民運動委員会責任者らと、高齢者の生活を守る運動と政策について懇談しました。

 篠塚委員長は、民主党政権のもとで高齢者の生活がいっそう厳しさを増し、凍死者の続出さえ懸念されると指摘。緊急措置として無年金・低年金者に3万3000円を支給するとともに、2011年度の年金支給額引き下げを阻止し、高齢者の医療費を無料とすることや、介護保険料の引き下げ、サービス内容の抜本的改善などの政策課題とたたかいを紹介しました。

 浦田責任者らは、昨年、組合員が10万人を突破したことは運動にとって心強いと語り、間近に迫った、いっせい地方選挙は、高齢者が住みやすい街づくりや孤立・貧困問題にも力を入れているみなさんにとっても重要であり、今後とも運動と政策で協力・共同の関係を強めていきたいと述べました。

 年金者組合側は、岡田勲副委員長をはじめ地方在任の副委員長ら12人が、党側は谷本諭経済・社会保障政策委員会委員と米沢幸悦労働局次長が同席しました。





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