2011年1月7日(金)「しんぶん赤旗」
「職場に戻る」思い新た
航空連旗びらき 日航解雇撤回粘り強く
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航空運送産業の労働組合でつくる航空労組連絡会(航空連)は6日、東京都内の事務所で新春の旗びらきを行いました。家族連れで約80人が参加しました。
昨年末、日本航空から不当解雇を受けたパイロットや客室乗務員も参加。「JALは安全運航を脅かすパイロットの大量解雇をやめよ!」と書かれた横断幕を背景に「ヨイショ、ヨイショ」のかけ声で餅をつき、ねばりづよいたたかいで必ず撤回させよう、と決意を新たにしました。
近村一也航空連議長は、「正月は妻の実家の大牟田(福岡県)に行き、三池闘争のあった炭坑跡を見てきた。新年の思いをあらたに、労働者への不当な攻撃を許さないたたかいを起こしたい」とあいさつしました。
解雇撤回を求めて裁判闘争を決意した原告団は、パイロット64人、客室乗務員66人にのぼっています。参加者は、「職場に戻ろう」との思いを込めて「翼をください」を合唱しました。
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