2010年12月27日(月)「しんぶん赤旗」
ナンバープレート制限へ
北京市が渋滞対策
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【北京=小寺松雄】北京市は23日、来年から自動車のナンバープレートの発行数を年間24万件に制限するなどの渋滞対策を発表しました。
中国の今年の新車販売台数は1800万台に達する見通しですが、市当局によると北京での新車販売台数は70万台。現在市内の登録車両数は480万台に達しています。
今年は75万台にプレートを発行していますが、来年からは約3分の1に規制されることになります。プレート支給は毎月抽選で決めます。
また市は自動車使用そのものを減らすため、市内の駐車料金を大幅に値上げします。また市中心部の渋滞解消のため、環状道路に地下トンネルをつくり、さらに地下鉄網の拡充・延長も計画しています。
規制措置を予測して駆け込み購入が激増。この1週間で自動車所有者は3万人増加。市民への自動車販売はこれまでの年間約80万台から30万台以下に落ち込むとみられ、販売業者の間で不安が広がっています。
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