2010年12月18日(土)「しんぶん赤旗」
市田書記局長 岡田・民主幹事長 内外問題で会談
日本共産党の市田忠義書記局長は17日、民主党の岡田克也幹事長の求めに応じて都内で会談し、内政・外交の諸問題について意見交換しました。
会談で市田氏は、「内政・外交ともに民主党とわが党の間には根本的な立場の違いがあるが、政治の中身についてフェアな論争でがんばってきた。先の臨時国会での一部にみられた揚げ足取りや悪罵の投げつけあいは、国民の不信を招くだけだ」とのべ、今後も政治の中身をただす論戦をしていくと伝えました。
また、適時重要な問題で党首会談を申し入れるので、応じるよう要請。岡田氏は「検討します」と答えました。
市田氏は衆院比例定数削減について、国民の多様な民意を排除するものでやるべきではないと主張しました。
記者団から小沢一郎元民主党代表の政治倫理審査会への出席問題について問われた市田氏は「本人が断れば国会での説明の場はないわけだから、強制力がある証人喚問がどうしても不可欠ではないかと申し上げた」とのべました。
会談には日本共産党から穀田恵二国対委員長と井上哲士参院国対委員長、民主党から鉢呂吉雄国対委員長と水岡俊一参院国対委員長代理が同席しました。
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