2010年12月3日(金)「しんぶん赤旗」

いっせい地方選あと4カ月

12月 2中総決定全面実践へ

党都道府県委員長 指導改革交流会開く


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(写真)開かれた都道府県委員長経験交流会議=2日、党本部

 日本共産党は2日、党機関の指導改革にかんして幹部会委員が委員長を務める11都道府県の委員長経験交流会議を党本部で開きました。4日には、36県の委員長の交流会を開きます。

 いっせい地方選挙まで4カ月と迫った時期に開いた交流会は、党機関の指導と活動の改革について、第2回中央委員会総会決定にもとづく2カ月間の全党的な経験・教訓を中央と県が相互に学び合い、自己検討を深め、さらに実践することが目的です。

 問題提起にたった市田忠義書記局長は冒頭、沖縄県知事選挙の結果や党の国会論戦にふれ、「こうした奮闘の土台に綱領があり、大会決定と2中総決定の先駆性がいかんなく発揮されている。ここに深い確信をもって活動することが大事です」とのべました。

 そのうえで、市田氏は、2中総後、中央自身が現場にでかけ支部の状況を丸ごとつかんで本部の専門部活動に生かす努力をするなど、中央として指導改革に努力してきた五つの点を紹介しました。

 また、この間の「五つの挑戦」の主な課題の到達状況を報告し、2中総後の全党的な教訓として、(1)党機関が2中総決定を繰り返し討議し、“2中総の目”で全面的に具体化・実践できているか、たえず自己検討している(2)指導改善の勘どころは、支部は国民の中に、党機関は支部に入ること―の2点をのべました。最後に「中央の改革も緒についたばかりです。中央への要望も含めて忌憚(きたん)なく出してほしい」と、積極的な発言、12月からの活動を大きく前進させようとよびかけました。

 討論では、県・地区役員がいっせいに支部に入るなど改革に努力している経験やぶつかっている困難、打開の方向について真剣な発言が続きました。





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