2010年12月2日(木)「しんぶん赤旗」
民・自 まさに“国営政党”
政党助成・企業献金廃止を
穀田氏会見
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日本共産党の穀田恵二国会対策委員長は1日、国会内で記者会見し、公開された2009年分の政治資金収支報告書で党本部の収入のうち政党助成金が占める割合が民主党は83・8%、自民党は70・9%にのぼっていることについて「まさに“国営政党”ともいうべき実態だ。日本共産党は、政党助成金が憲法に反するということで受け取っていないが、こういう事実を目の当たりにして、いよいよ、政党助成金の廃止、企業・団体献金の廃止が強く求められる」と述べました。
穀田氏は、旧新生党の資金がプールされていた政治団体「改革フォーラム21」から民主党の小沢一郎元代表が支部長を務める政党支部に3億7千万円が流れ、同額が今度は小沢氏の資金管理団体「陸山会」に流れたことが明らかになったことを指摘。「(小沢氏には)私どもが一貫して問題提起してきたようにさまざまな疑惑がある。国会で(小沢氏の)証人喚問が必要だということが一層明確になった」と述べました。