2010年12月1日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党の政治資金
草の根活動と結んだ浄財
上田均財務・業務委員会責任者の談話
日本共産党の上田均財務・業務委員会責任者は30日、2009年政治資金収支報告書の公表にあたり次の談話を出しました。
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一、政党・政治団体の2009年政治資金収支報告が公表されました。
日本共産党中央委員会の09年の政治資金の収支は、収入総額246億2073万円(前年比98・6%)、支出総額252億2411万円(前年比100・9%)でした。収支の概要は別表のとおりです。
二、日本共産党は、カネの力で政治をゆがめる企業・団体献金も、国の税金を分け取りする憲法違反の政党助成金も受け取らず、党自らの努力による党費、機関紙誌などの事業活動の収入、個人からの寄付など、党員と支持者、国民から寄せられる浄財のみで活動資金をまかなっています。このことは、他の政党とまったく異なるわが党の財政の清潔さ、健全さをしめすものです。
また、機関紙誌活動を基本とした事業活動が、収入の87・0%、支出の63・8%と大半を占めています。わが党が「しんぶん赤旗」を中心に、国民と草の根で結びついて活動していることのあらわれです。
三、09年は総選挙がたたかわれた年でした。09年の支出総額が前年より増えているのは、選挙関係費の増加などによるものです。収入総額が減っているのは、経済危機にともなう国民の生活難や機関紙部数の減などが反映しています。
日本共産党は、ひきつづき国民の浄財のみに依拠した財政活動をつらぬくとともに、「しんぶん赤旗」を広範な国民のなかに普及し、草の根で国民と深く結びついた強く大きな党をつくるために全力をつくすものです。
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