2010年11月22日(月)「しんぶん赤旗」
滋賀革新懇 30年つどい
運動交流し、前進を誓う
平和・民主・革新の日本をめざす滋賀の会(革新の会しが、滋賀革新懇)が21日、結成30周年記念のつどいを大津市内で開きました。約40人が参加し、党派を超えた共同の運動などを交流し、革新懇運動の前進を誓い合いました。
全国革新懇の乾友行事務室長が講演し、菅民主党政府の支持率急落などで「国民が政治を動かしていることに確信が持てます」と指摘。「国民の革新的結集は容易ではないが、壁はかならず乗り越えられます。政治革新は主権者、国民の仕事。それを貫くのが革新懇」と、滋賀の運動に期待を寄せました。
参加者も次つぎ発言。派遣労働者との連帯運動の発展、貧困の中の子どもたちを救うネットワーク、超党派で広がる県立高校統廃合に反対する運動、地域革新懇再スタートの努力、ふところの広い平和運動への挑戦、青年の中で連帯を広げる努力などの報告が続きました。
日本共産党の奥谷和美県委員長は、農業団体などとの懇談で、「要求の一致にとどまらず、どう運動を進めるかに問題意識が鮮明になってきています」と指摘。「それを日常のおつきあいに発展させることで革新懇運動の役割は大きい」と述べました。
革新の会しがは1980年11月に結成されました。