2010年11月12日(金)「しんぶん赤旗」

ベトナム共産党代表団が奈良訪問

政治の分野で理論重要


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(写真)荒井知事(右端)と懇談するルア氏(左端)=11日、奈良県庁

 トー・フイ・ルア政治局員・中央理論評議会議長を団長とするベトナム共産党の代表団10人が11日、奈良市を訪れ、日本共産党奈良県委員会事務所で党県議・市議らと会食したほか、荒井正吾知事と懇談しました。

 会食の席で、沢田博党県委員長は代表団の訪問を歓迎するとともに、ベトナム語に翻訳した文書で奈良の文化遺産や県党の活動を紹介しました。ルア氏はお礼をのべて、「奈良県党のみなさんが今後とも大きな成果を収められるよう希望します」とこたえました。

 県庁では荒井知事が、理論分野の指導者であるルア氏に聞きたいと前置きして、日本共産党との理論交流についてたずね、「政治の分野では理論は大変重要だと考えています」と話しました。

 ルア氏は「知事が理論に関心が深いことを歓迎します」と応じ、「自分の国を発展させ、長い道のりの目標を実現するためには理論の発展が必要と考えています」とこたえました。

 話は政治家の「質」などにも及び、最後に知事は「単刀直入にお話をうかがえて、感謝します」とのべました。

 同日、代表団は同市内の唐招提寺、東大寺を訪れ、境内を見学しました。

 終日の行動に在大阪ベトナム総領事のレー・ドゥク・リュウ氏も同行しました。





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