2010年11月9日(火)「しんぶん赤旗」

沖縄・宜野湾市長選　安里氏が基本政策発表

（写真）基本政策を発表する安里タケシ氏（左端）＝８日、沖縄県宜野湾市

　沖縄県宜野湾市長選（２１日告示、２８日投票）でイハ洋一前市長（県知事選予定候補）が築いた革新市政の継承・発展をめざす安里タケシ予定候補（日本共産党、社民党、沖縄社大党推薦）は８日、市内で記者会見し、７項目の基本政策を発表しました。

　安里氏は、同日投票となる県知事選と市長選は、「１４年間も県民をほんろうしてきた辺野古への新基地建設を日米両政府に断念させる絶好の機会です」と強調。子どもの医療費無料化や公共事業の市内企業優先発注など、「市民が主役の市政」を引き継ぎ、発展させたいと表明しました。

　安里氏が発表した基本政策の要点は次の通りです。

　(1)教育…３０人学級の段階的推進(2)健康・福祉・医療…特別養護老人ホームの増設(3)経済・雇用…誘致企業への市民優先雇用促進、公共事業の市内企業優先発注(4)子ども・女性…予防接種の無料化、子どもの医療助成事業の拡充、認可保育所増設(5)生活・環境・自治…葬祭場整備、コミュニティバスの導入(6)平和・基地問題…辺野古への新基地建設反対、普天間基地の早期閉鎖・返還、跡地利用計画の推進(7)行政改革…電子自治体の推進

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