2010年11月9日(火)「しんぶん赤旗」
国会招致問題
岡田発言は無責任
市田氏会見 民主の態度批判
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日本共産党の市田忠義書記局長は8日、国会内で記者会見しました。民主党の岡田克也幹事長が小沢一郎元代表の国会招致に対し、「(野党が)補正予算を盾にとって無理難題を押し付けている」と述べたことについて、「国会招致は岡田幹事長自身が与野党書記局長・幹事長会談で小沢氏が何らかの形で国民に対して説明できるよう環境整備に努めていると表明したものだ。岡田氏が話をしても小沢氏が応じないので、岡田氏にとっては難題かもしれないが、野党に責任を押し付けるのは許されない発言だ」と批判しました。
市田氏は「野党は一致して国会招致を求めている。態度が決まっていないのは民主党だけで、民主党がきちんと方針を決め、それを実行すれば国会招致は実現できるはずだ」と述べました。その上で「国会で説明することを小沢氏からノーと言われたらそれを野党の責任にする。政権党の幹事長の発言として無責任だ」と述べました。