2010年11月8日(月)「しんぶん赤旗」
“イハさん必ず” 沖縄県知事選で総決起大会
「県内移設」葬り去ろう
安心して暮らせる沖縄に
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沖縄県知事選(11日告示、28日投票)を目前にした7日、那覇市内で「イハ洋一勝利!総決起大会」が開かれました。
終日の雨の中、会場の県立武道館は、本島各地から貸し切りバスなどで参加した3000人の県民で2階席もいっぱいに。「イハさんで新しい沖縄を」の熱気に包まれました。
歓声と拍手、指笛に迎えられたイハ氏は、米軍普天間基地問題について、1月の名護市長選の勝利、2月の全会一致の県議会決議などに触れ、「今度は県知事選の番です」「私が知事になれば、県民が12年間ほんろうされ続けた『県内移設』を葬り去ります」と力強く表明しました。
暮らしの問題では、母子家庭で育った自身の生い立ちにも触れ、「弱者の視点が私の原点。県民すべてが安心して暮らせる新しい沖縄をつくりましょう」と呼びかけると、会場いっぱいの拍手が応えました。
県知事選と同日投票でたたかわれる宜野湾市長選予定候補の安里タケシ前副市長がイハ市政継承・発展の決意を語りました。
日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党と労組・団体代表があいさつ。共産党の赤嶺政賢衆院議員は、「基地のない沖縄にこそ、私たちの未来があります。全力を出し切って何としても勝利を」と訴えました。