2010年11月4日(木)「しんぶん赤旗」
赤旗まつり
ダウン症の書家
翔子さんの揮毫 7日に
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11月の秋空の下、1本の筆から広がる書の世界をお楽しみください。
本紙社会面の連載「希望」の題字でおなじみ、金澤翔子さんの青空揮毫(きごう)が、「赤旗まつり」2日目の7日午後2時から若者広場で行われます。
ダウン症の翔子さんは、母親の泰子さんの指導で、5歳から書道をはじめました。その書は、京都・建仁寺に奉納した「風神雷神」(写真)など、多くの人を魅了しています。
当日は泰子さんのトーク企画もあります。泰子さんは「障害児を持つ若いお母さんたちに『絶望しなくていいのよ。いつかいいことあるから』と、翔子の元気な姿で知らせたい」と、まつり参加者への思いを語っています。
今月、翔子さんの本「小さき花」(小学館)が発売されました。
中央舞台に大看板設置
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赤旗まつりの設営が順調にすすんでいます。
3日午前、朝一番にクレーンで中央舞台の屋根をつり上げ、「第40回赤旗まつり」の大看板が取り付けられました。
まつり実行委員会担当者は「4日は音響とビジョンの取り付けにかかります。秋晴れの下でステージを楽しんでいただきたい」と話しています。
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