2010年10月25日(月)「しんぶん赤旗」

沖縄知事選 未来かかる

自由法曹団総会 支援呼びかけ


 自由法曹団は24日、松山市で総会を開き、米軍普天間基地撤去、衆院比例定数削減、ビラ配布弾圧事件などの問題でたたかいの展望と道筋を明らかにするための討論を行いました。総会は25日まで。

 開会あいさつした菊池紘団長は衆院比例定数削減について、憲法改悪や悪政に反対する少数政党を国会から締め出すことが狙いだと指摘。「比例定数削減を許さないための世論を広げ、幅広い人々とともに行動しよう」と呼びかけました。

 議案書について鷲見賢一郎幹事長が報告。11月の沖縄県知事選について、「イハ洋一候補の勝利は普天間基地の早期返還・撤去はもとより、日米安保廃棄のたたかいの大きな前進をもたらす。イハ候補の勝利のために全力を尽くそう」と提起。労働者派遣法の抜本改正の問題では、「派遣労働者ともっと結びついて実態をつかみ、抜本改正を実現しよう」と呼びかけました。

 分散会で、普天間基地問題と沖縄県知事選について、「県知事選の舞台は沖縄だが、私たち主権者の共同のたたかいと位置付けることが大事だ」との意見が出されました。

 沖縄の団員は「イハ候補の当選は辺野古移設を断念させ、日米安保の土台を揺るがす。沖縄と日本の未来がかかった選挙だ」とのべ、支援を呼びかけました。





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