2010年10月6日(水)「しんぶん赤旗」

主張

近づく赤旗まつり

誘い合って、参加しませんか


 赤旗まつりが、1カ月後に近づきました。11月6、7の両日、東京・江東区の「夢の島公園」を会場に開かれます。

 前回から4年ぶりの開催で、久しぶりの参加に胸躍らせている方も多いのではないでしょうか。1959年の第1回から、ちょうど40回の節目でもあります。家族や知り合いと誘い合わせ、政治や文化のさまざまな催し物をじっくりと堪能し、明日への英気を養う機会にしようではありませんか。

「新しい日本の祭り」

 会場の「夢の島公園」は、ことしの異常な猛暑にもめげず緑の木々が豊かに茂り、木陰ではいま、赤や白の彼岸花が満開です。1カ月後には、桜などの広葉樹も色づき始めることでしょう。

 赤旗まつりは、家族そろって参加できる催しとして回を重ね、「新しい日本の祭り」として定着してきました。赤旗編集局にも、「第1回から毎回参加してきた」「開催を待ちかねていた」などの声が寄せられています。

 赤旗まつりは毎回、その時々の世界と日本が直面する問題を取り上げ、理性と良識のメッセージを発信する場となってきました。今回も世界と日本が激動する中、参院選挙後初の臨時国会のさなかに開かれます。民主党政権への国民の失望と怒りが広がるもとで政治の閉塞(へいそく)をどう打開するか、ともに考える機会となることでしょう。

 まつり2日目の中央舞台での志位和夫・日本共産党委員長の記念演説をはじめ、1日目の中央舞台での市田忠義書記局長と作家・あさのあつこさんとの対談、各界からの出演者による「沖縄と心をひとつに 基地問題の解決とアジアの平和を」と「どうなるくらし どうする日本の経済」の大型討論などが注目されます。

 毎回好評の不破哲三・社会科学研究所所長による「科学の目」講座は、「『科学の目』で日本の政治史を読む」がテーマです。まつり2日目に会場内の「BumB(ぶんぶ) 東京スポーツ文化館」の屋内で開かれます。

 広々とした会場を活用した赤旗まつりならではのさまざまな展示や、日本共産党の姿を丸ごと知っていただける「日本共産党展」なども準備が進んでいます。

 各界から一流の人たちが参加する文化・芸能のプログラムや、スポーツ、こども、若者などの広場や催しも、赤旗まつりのほかに比べもののない魅力です。

 歌手のペギー葉山さんや普天間かおりさん、声楽家グループの二期会マイスタージンガー、民謡歌手の原田直之さん、ジャズ・バイオリニストの寺井尚子さんなど多彩な方が出演します。落語家の三遊亭円丈さんや柳家権太楼さん、最多出演の林家正雀さん、浪曲師の国本武春さんなどが出演する青空寄席は、今回は屋内ステージで安心して楽しんでいただけます。

手作りのまつりとして

 赤旗まつりは、全国から名産品を持ち寄る物産模擬店や「大バザール」、各後援会のテントや各地の運動を交流するコーナーなど、参加者自身による手作りの企画も魅力です。会場での久々の再会と交歓を、いまから楽しみにしている方もおられるでしょう。

 来年春にはいっせい地方選挙がおこなわれます。そのための跳躍台としても、赤旗まつりを大きく成功させようではありませんか。





■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp